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令和4年度石川県大会

8/5~8で石川県大会が実施されました。
私がコーチを務める北陸学院高校は優秀賞をいただきました。中部日本大会への出場はなりませんでしたが、また部員たちと一緒に頑張っていきたいと思います。
その他の結果は以下の通りです。

最優秀賞:星稜「Show the umbrella」、金沢大学附属「無邪気’22」
優秀賞:七尾東雲「Progress」、北陸学院「深海から、君へ。」
優良賞:金沢桜丘「覚悟を決めろ!」、野々市明倫「It is」、金沢泉丘「雛じまい」

創作脚本賞:金沢泉丘「雛じまい」(作:大島理子)
生徒講評委員会賞:金沢泉丘「雛じまい」

15校上演中、創作は10本。最優秀から優良までの受賞校では北陸学院以外はすべて創作。
ただし、北陸学院は私が顧問ではなくコーチなので既成作品扱いになっているので、事実上はすべて創作作品が占めることになりました。

内容は私が観た13本ではコロナ禍を題材にしたものはなく、LGBTQを題材とした作品が目立ちました。
これについては私見ですが、LGBTQの解説にとどまるのではなくいかに実感を伴ったものにするかが重要ではないかと感じました。
となると当然取材も必要となるでしょう。その際に何を考えなければならないか、差別について考え表現することが新たな差別を生むことにならないかなど、多くの課題があると思います。
ただ、そうやって高校生が自分の外の世界に向き合っていくこと自体が意味のあることであり、もし「高校演劇」というジャンルがあるとすれば、上演そのものだけでなくそこに至るプロセスも重要であるということだろうと私は思います。